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ブログ2025.05.31

PMSのつらい症状|婦人科と心療内科のどっちを受診すべき?

PMSのつらい症状|婦人科と心療内科のどっちを受診すべき?

PMS(月経前症候群)は、心身にさまざまな不調をもたらす辛い状態です。

医療機関を受診しようと思っても、婦人科と心療内科のどちらを選ぶか迷う人も少なくないでしょう。

本記事では、PMSの症状に応じた適切な診療科の選び方について、分かりやすくご紹介します。

また、メディア「NERO」にて、弊社の事業や取り組みに関する記事を掲載いただきました。

弊社の活動内容や目指すビジョンについて、丁寧にご紹介いただいております。

詳しくは「PMSにピルが効かない理由とは?栄養療法で根本改善をめざす大阪・ラエティスクリニック本町の新アプローチ」をご覧ください。

PMSで婦人科と心療内科のどっちを受診すべきか

結論からいうと、PMSで婦人科・心療内科のどちらを受診すべきかといった問いに「正解」はありません。

大切なのはどんな症状がもっとも辛いのか、その強さや生活への影響しやすさによって選ぶことです。

 

たとえば、身体的な不調が強いと感じる場合は婦人科を、精神的な辛さが中心であれば心療内科を選ぶのも良いでしょう。

それぞれの症状が拮抗している場合、両方の診療科を同時に利用するという方法もあります。

複数の診療科を受診する場合は、必ずそれぞれの診療科に併診していることを伝え、処方や治療が重複しないよう注意しなければなりません。

 

関連記事:妊娠超初期にPMSがなかった?症状の違いをチェック

 

【PMS】婦人科と心療内科それぞれの対応範囲を比較

同じPMSに対応できる診療科であっても、婦人科と心療内科では対処可能な範囲が異なります。

症状や悩みに対しどちらの診療科が適しているのか、以下の見出しで確認していきましょう。

 

PMSで婦人科の受診が適するケース

以下のような「身体的症状」が主として現れている場合は、婦人科の受診がおすすめです。

  • 身体的な症状(腹痛、頭痛、乳房の張り、むくみなど)が主な場合
  • 月経周期やホルモンバランスの乱れが疑われる場合
  • PMSの診断や治療(ピルや漢方薬の処方など)を希望する場合

 

婦人科でも精神的な症状に寄り添ってくれる可能性はありますが、心療内科のように積極的な投薬治療が行われるケースは珍しいでしょう。

あくまでも腹痛や頭痛といった痛みや、ホルモンバランスの乱れを根本的に治したい場合、ピルなどで不調をコントロールしたい場合におすすめです。

 

PMSで心療内科の受診が適するケース

一方、以下のような「精神的症状」が現れている場合は、心療内科での相談が適しています。

  • 精神的な症状(強いイライラ、抑うつ、不安感、情緒不安定など)が主な場合
  • PMSの中でも特に精神症状が強い「PMDD(月経前不快気分障害)」が疑われる場合
  • 身体的治療だけでなく、カウンセリングや抗うつ薬などの精神的アプローチが必要と感じる場合

 

心療内科は精神科とは異なり、心の不調によって身体的な症状が出る場合にも対応しています。

生理前のイライラや不安感に悩まされている方は、精神科ではなく心療内科を受診することで、PMSに適した治療を受けやすいといえます。

とはいえ、心療内科ではPMSの直接的な原因を探ったり、女性特有の臓器に対し外科的なアプローチをかけたりすることはできません。

 

PMSで婦人科と心療内科のどっちに相談するか迷ったら

婦人科・心療内科のいずれもPMSによる不調に対応しているため、自分の症状がどちらに当てはまるのか自力で判断できない方も少なくありません。

特に「今回は腹痛が強かったが、前回はイライラが気になった」など、周期によって悩みの内容が変わる方も多く見られます。

こうした方がどちらを選べば良いのか、迷ったときのポイントをご紹介します。

 

まずは相談しやすい方を受診でOK

どちらを受診すべきか迷った場合、まずは自分にとって相談しやすいと感じる方を選んで問題ありません。

どちらにも来院して医師や看護師の対応を確認したり、口コミをチェックし評判の良い方を選んだりすることもおすすめです。

 

相談しやすい方から受診した結果、仮に別の診療科での診察が必要となった場合でも、医師はその旨をしっかりと伝えてくれます。

総合病院などでは他科への紹介も容易であるため、かかりつけ医がいない場合は選択肢に入れておくことをおすすめします。

 

一番つらい症状がどちらなのかで選ぶ

先ほどもご紹介したように、婦人科は「身体的症状」、心療内科は「精神的症状」に対応しやすい診療科です。

医療機関を受診しようと決めたタイミングで、もっとも辛い症状がどちらに当てはまるのかによって判断することをおすすめします。

 

必ずどちらか一つを選ばなければならないわけではないため、選ばなかった方の選択肢もチェックしつつ、全ての悩みに対し適切な治療を受けることが大切です。

 

PMSには「婦人科×心療内科」の両面対応が有効

ラエティスクリニックは、「婦人科」と「心療内科」の両方を完備した日本で唯一のクリニックです。

どちらの症状も出やすいPMSのお悩みは、片方だけでなく、両方において適切な治療を受けることが大切です。

まずは婦人科において身体的症状の緩和を目指し、その後時間をかけて心の健康を取り戻していきましょう。

 

PMSは多くの女性が発症する症状であり、決して珍しいことではありません。

治療には長い時間がかかることもありますが、ラエティスクリニックでは「卒業できる治療」を目指し、いずれは薬に頼らずに過ごせるような毎日を目標としています。

これまでPMSでの受診をためらっていた方や、心療内科の受診に不安を感じている方は、ぜひラエティスクリニックへお越しください。

従来の投薬治療やカウンセリングに加え、「栄養療法」という新しい選択肢にも目を向け、バランスの良い食事から日々の健康を目指しましょう。

 

まとめ

PMSの症状は人によって大きく異なるため、適切な治療もさまざまです。

婦人科と心療内科のどちらを選ぶかは、症状の種類や重症度によって判断しましょう

迷ったときは自身が相談しやすいと感じる方を選ぶだけでなく、ラエティスクリニックのように包括的な治療ができるクリニックを選ぶこともおすすめです。

ラエティスクリニック本町〒541-0053 大阪市中央区本町3-1-2 イワタニ第三ビル4F

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