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患者さんにとって少しでも安心して受診できるように、クリニックの雰囲気などお伝えしていきます。
コロナが流行っている今こそ「ウイルスにかかりにくい体作りを!!」

みなさんこんにちは。
連日のように大量の感染者が報道され、医療の切迫や保健所機能の切迫など社会生活に影響が出るほどにコロナが蔓延しています。
幸にして重症化率は高くないようですが、自宅待機が必要だったり、発熱や後遺症に悩まされたり、濃厚接触者への影響で周囲も厳重警戒の状態を余儀なくされるなど、さまざまな影響が出ることを考えるとたとえ重症化しないからと言って油断できるわけではありません。
まずはマスクや手洗いうがいなどの基本的な感染対策を行うことは大事ですが、ワクチンを2回接種した方が多いにも関わらずこれだけの感染状況の広がりを見せているという事実は決してワクチンだけに頼るべきではないということも暗に示唆しているのではないかと考えます。
もちろんワクチンも感染対策の一つかもしれませんが、ワクチンだけでは防ぎきれないこと、そして、経験した方もいらっしゃるかもしれませんが強い副反応に悩まされた方も多いと思います。3回目の接種に関してはこのような状況で接種を躊躇う方も多いのではないでしょうか。
免疫力の大切さ
さて、私たちのクリニックは「できるだけ薬に頼らない」を一つのテーマに掲げていますが、このような感染症に対してもやはり免疫力を高める体づくりというのは何よりも大切なことだろうと考えています。
100%の予防法などはありません。
しかし、体は食べたものでできています。ですので”適切な栄養”を”適切な形”で摂取すれば体はしっかりと確実に受け止めてくれます。
ここで大切なのは”適切なものを適切な形”でということです。
ラクトフェリン
最近、コロナの治療にラクトフェリンが有効という記事がありました。
確かに、ラクトフェリンは腸内の免疫を高め、コロナに対する有効性が高い栄養素の一つと言われています。
ただし、ここで注意しなければならないのは「ラクトフェリン」と書いてあればなんでもいいというわけではないということです。
例えばラクトフェリンの入っているヨーグルトなどの乳製品、実はヨーグルトのカゼインや甘味料が腸内環境を乱すこともあり、せっかくのラクトフェリンがうまく利用できていないこともよくあります。
腸内環境は人によってさまざまです。有効に働く人もいればそうでない人もいるのです。
サプリメントなら大丈夫?
では、ラクトフェリンのサプリメントなら良いのか。
サプリメントは薬ではないし、食べ物で栄養が取れるなら誰も病気にならないと言われることもありますが、そう決めるのは早すぎます。
サプリメントは食べ物との大きな違いは、必要な栄養素に絞って、的確な量を正確に摂取できるという大きなメリットがあります。
ですので、適切な量を適切な形で取るのであれば、薬ではないにしても有効性の判定は可能なのです。
しかし、ここで問題になるのはサプリメントの質と摂取する側のヒトの体質になります。さらに、「薬ではない」という法的な括りが足枷となって、「怪しい治療」と捉えられてしまうこともあるのです。
ですので、私たちは使用するサプリメントの選定にはかなり気を使っています。
ビタミンDの大切さ
話がやや外れてしまいましたが、本題に戻って、コロナ予防のために、重症化させないために重要な栄養、免疫を高めるために必要なことですが、以前にもお伝えしましたが、まずビタミンDは必ず意識しておいてほしい栄養素の代表になります。
これは海外の文献データでもその効果が証明されている唯一の栄養素になります。
ビタミンDは腸管を含めた粘膜の強化に重要で、感染対策だけでなく、アレルギーや免疫疾患の予防などにも重要というデータが出ています。
ビタミンCやその他の栄養素も大切
次にビタミンC、これは昔から風邪にはビタミンCが効くと言われていますが、感染対策、抗酸化、免疫に重要な栄養です。
学会では1日3g程度の摂取が有用と報告されています。
亜鉛、ビタミンA これらの栄養素もビタミンDと同様に粘膜強化に重要です。体の細胞に悪いものが入ってこないように守る力を高めます。
そしてタンパク質、全ての細胞はタンパク質でできています。タンパク質が不足していると体の全ての細胞は機能が弱まってしまうので、必ず意識して摂ってほしい栄養素になります。
そして、何よりも大事なのが、悪いものを体に入れないこと。小麦粉や乳製品に含まれているグルテンやカゼインは腸の粘膜を傷つけます。それによって防御機構が弱まり、感染暴露に対して体が対抗しにくくなります。糖質の摂りすぎも腸粘膜にダメージを与えます。
まとめ
せっかくサプリを飲んでも効かないあなた、サプリは薬じゃないから効かないんだと考えている方。
まずは「適切な栄養を適切な形」で摂り入れることをもう一度見直してみてください。きっといい変化が出てくると思います。
薬やワクチンに頼らず、コロナに負けない体を作りましょう!!
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