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とにかく寝るのはなぜ?うつ病と過眠の関係性や対策を解説

とにかく寝るのはなぜ?うつ病と過眠の関係性や対策を解説

「起きなければいけないと分かっていても、身体が重くて眠い」
「十分に寝たはずなのに日中も眠気が取れない」

このような過度な眠気は、うつ病のサインである可能性があります。

うつ病の症状としては「不眠」が広く知られていますが、実は反対に「過眠」に悩む方もいらっしゃいます。

本記事ではうつ病に伴う過眠の原因と、その状態から脱出するための対策について解説します。

本記事の内容を参考にしていただき、健康的な日常生活を取り戻すための一歩を踏み出してみましょう。

うつ病による過眠と一般的な睡眠の違い

眠気は睡眠不足や日々の疲労、あるいは体内時計に基づいて就寝時刻が近づいた際に自然と訪れる生理的な現象です。

しかし、うつ病による過眠は一般的な眠気とは異なる性質をもっています。

  • 一般的な眠気:睡眠をとることで解消され、日中の活動に影響しにくい
  • 過眠:十分な睡眠(8時間以上)をとった後も強い眠気が続き、仕事や家事、学業などに深刻な影響を及ぼす

うつ病の症状のひとつである「抑うつ気分」がベースとなる場合も多く、本人の意思でコントロールするのが難しくなります

また、うつ病以外にも過眠症と呼ばれる睡眠障害(ナルコレプシー、特発性過眠症など)が原因となる場合もあるため、正確な診断を受けるためにも専門医を受診することが重要です。

なぜうつ病になるととにかく寝てしまうのか

うつ病に伴う過眠は、脳・心・身体が発するさまざまな要因が絡み合って起こると考えられます。

エネルギー不足による活力の低下

うつ病は喜びや意欲、集中力といった心のエネルギーを著しく低下させてしまいます。

その結果、心身の活力が低下し慢性的なだるさや疲労感が続きます。

身体は何とかエネルギーを回復させようとするため、強い眠気が現れる場合があります。

神経伝達物質低下による体内時計の乱れ

うつ病では心の安定に関わるセロトニンや、意欲に関わるノルアドレナリンといった神経伝達物質の機能が低下することもあります。

これらの物質は睡眠と覚醒のサイクルを調整する体内時計にも深く関わっているため、神経伝達物質の機能が乱れると睡眠のリズムが崩れ、日中の強い眠気が起こりやすくなります。

現実からの逃避反応

抑うつ状態にあるときは、現実でのつらい状況から一時的に逃避したいという心理が働くことがあります。

睡眠は苦痛から逃れられる唯一の時間となるため、無意識のうちに長く眠るという行動をとってしまう方もいらっしゃいます。

うつ病の方がとにかく寝る状態から脱出する方法

過眠の状態が続く場合には、まず医療機関で専門的な治療を受けることが大切です。

そして、自分でもできる対策として以下のような習慣を取り入れてみましょう。

軽い運動をする

ウォーキング・ストレッチ・軽めのジョギング・散歩といった軽い有酸素運動は、気分をリフレッシュさせる効果が期待できます。

また、身体に適度な疲労を与えることで夜の睡眠の質を高め、日中の過度な眠気を緩和することにつながります。

ただし、体調が優れない日は無理をせずに休み、身体に負担をかけすぎないことも大切です。

ストレスを発散する

うつ病によってストレスのコントロールが難しくなると、知らず知らずのうちにイライラや不安を溜め込んでしまうことがあります。

趣味の時間を持つ、音楽を聴く、瞑想するなど、自分に合った方法でストレスを発散しましょう。

気持ちを安定させ、結果として睡眠の質を向上することにつながります。

食事時間を規則正しくする

食事の時間がバラバラだと、体内時計が乱れて睡眠に入るリズムも不安定になります。

可能な範囲で食事時間と就寝時間を整え、一日のサイクルを安定させるのがおすすめです。

また、血糖値の乱れにくい食事を意識することも大切です。

糖質が多すぎる食事は血糖値の急激な乱れを引き起こし、自律神経のバランスを乱してしまいます。

短めの仮眠も有効

どうしても強い眠気に耐えられないときは、日中に15~20分程度の短い仮眠をとってみましょう

短時間の仮眠は頭をスッキリさせ、睡眠不足による集中力の低下を防ぎます。

ただし、30分以上の長い睡眠は、夜の睡眠の質を低下させやすいため避けましょう。

とにかく寝ている状態は栄養不足が関係してる場合も

心の安定を保つ神経伝達物質は、食事から摂取する栄養素を原料として作られています。

そのため、特定の栄養素が不足している場合、精神的な健康に大きな影響を及ぼしてしまうことがあります。

うつ病の症状緩和効果が期待できる栄養

  • トリプトファン(必須アミノ酸):
    「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニン、体内時計を調整するメラトニンなどの原料として心の安定に関わる。
    体内で生成できないため、食事など外部からの摂取が必要。
  • ビタミンB郡:
    神経伝達物質の生成をサポートし、疲労回復にも関わる。
  • オメガ3脂肪酸:
    EPA・DHAなどが知られ、心の健康維持に役立つ。
  • 抗酸化物質:
    体内の酸化ストレスを軽減し、心の安定をサポートする。
  • マグネシウム:
    神経の興奮を抑え、リラックスに関わる。

【各栄養素を含む食品】

栄養素食品
トリプトファン肉類、魚類、乳製品、大豆製品、バナナ、ナッツ類 など
ビタミンB群肉類、魚類、乳製品、卵、ナッツ類、緑黄色野菜 など
オメガ3脂肪酸青魚、貝類(牡蠣など)、植物油(アマニ油・エゴマ油・なたね油など)、くるみ、チアシード など
抗酸化物質緑黄色野菜、果物類、ナッツ類、緑茶(カテキン)やコーヒー(ポリフェノール) など
マグネシウム海藻類、大豆製品、ナッツ類、緑黄色野菜(ほうれん草や小松菜など)、バナナ など

不足している栄養が不明なときは専門医による検査も有効

日常の食生活に気を付けていても、自分にどの栄養素が不足しているかを判断するのは難しいことです。

ラエティスクリニックでは「バイオロジカル検査(血液検査など)」によって患者様の状態を詳しく検査し、不足している栄養素を明らかにしたうえで、おひとりおひとりに合わせた栄養指導を行っています。

心の不調の原因や栄養不足やホルモンバランスの乱れにある場合、バイオロジカル検査を元にした栄養指導を受けることで、心と身体の両方が整った健康的な日常生活を目指せるでしょう。

過眠や心の不調などにお悩みの方は、ぜひ一度ラエティスクリニックへご相談ください。周りに相談しにくいことも、専門家と一緒に解決策を探っていきましょう。

まとめ

うつ病に伴う過眠は単なる睡眠不足ではなく、心身のエネルギー不足や体内時計の乱れ、現実からの逃避など複数の要因が絡み合って生じています。

過眠の状態から脱出するためには、規則正しい生活と無理のない運動、そして栄養バランスの見直しが大切なポイントとなるでしょう。

ご自身の過眠がどうして起きているのか分からない方や、栄養不足が心配な方は、ぜひラエティスクリニックでの詳しい検査と栄養指導をご検討ください。

これまでになかった視点から、健康への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

ラエティスクリニック本町〒541-0053 大阪市中央区本町3-1-2 イワタニ第三ビル4F

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